現場に行こう!韓国侵略史をたずねて

odk2004-08-24

 名古屋NGOセンターというところで「現場に行こう!NGO訪問ツアー」という催しの実行委員をしています。このツアーは、名古屋を中心とするNGOの事務所や活動の現場を少人数で訪問してお話を聴きます。国際協力になることを何かやってみたいという方が、おおくみえます。

 2003年の11月から大学4年のかっちゃんが、二代目の実行委員長になりました。実行委員も初心者ですが、企画運営をして現場でNGOスタッフとしての技術を学ぶわけです。かっちゃんが初めて取り組んだのが「劣化ウラン弾と模擬地雷体験編」でした。名古屋の白川公園の砂場で模擬地雷による地雷体験を準備したところ、12月にはめずらしい大雪が降ってしまいました。急遽ソフトビニールの押すとなるおもちゃを使った屋内体験に変更しました。おもちゃとは分かっていても爆発の危険を探りながら歩くのは大変です。日々、地雷の恐怖のなかで暮らす人びとが多くいることを知りました。その後、「開発教育編」、「物を送ればいいってものじゃない編」、「共生って誰のため編」と多くのNGOを訪問しました。
 かっちゃんは、今年の夏に東ティモールインドネシア軍の独立介入の傷跡を見てきました。「戦争は被害者の立場にたったほうがよく分かる。日本の戦争支配を韓国にみにゆこうか。」と誘いました。「odkさんとも就職をすれば旅行もできませんし、いきましょうよ。」と二人で、韓国へ「3泊4日、3万円で海外旅行だぜ。」とパックツアーの安い9月初めに「訪問ツアー実行委員会:海外テーマ企画自主研修:」に行くことにしました。国内で訪問先や交通機関を調べて準備して、テーマやねらいを決めてツアーを計画する。海外でも同じはずです。初めての韓国と「侵略」というテーマ、うまくゆくのでしょうか。

 かっちゃんには、行く前アンケートをしました。
問い1:韓国の街や暮らしに対する印象はどうですか?
答え1:経済発展し、日本の暮らしとあまり変わらないのではないかというイメージ。
問い2:韓国人に対する印象はどうですか?
答え2:オーストラリアで数人の韓国人と出会ったが、とてもフレンドリーな印象。
問い3:韓国が日本の植民地であったことを知っていましたか?
答え3:数年前に歴史の教科書で習った程度です。
問い4:日本と朝鮮の関係、戦争でどのようなことがあったのか何か知っていましたか?
答え4:具体的にはよく知りません。これから勉強するつもりです。
問い5:韓国の好感度は?
答え5:最近は東南アジアに興味がありますが、韓国も一度は行ってみたい国であり、音楽やスポーツなどからも好感度はよいです。